宮城県民のソウルフード「半田屋」

「生まれた時からどんぶりめし」のキャッチコピー「大衆食堂 半田屋」

宮城県仙台市に本社を置き、自社ブランドである「大衆食堂 半田屋」は、直営及びフランチャイズで全国に24店舗(令和4年12月現在)を展開している企業になります。

1958年(昭和33)に屋台立ち並ぶ仙台駅西口の菓子工場跡地にお店が誕生し、お腹いっぱいご飯を食べる事のできる店として確立しました。

【創業時の特徴「めしのはんだや」】
・メシはササニシキ100%
・安くて美味しい物を沢山食べれる


最高品質のスペシャルティコーヒーのサブスクPostCoffee(ポストコーヒー)

特徴

半田屋には他の定食屋とは少し異なった特徴があります。

以下に私の私見にまみれた特徴を4つご紹介いたします。

特徴その1『ご飯の量がバケモノ』

市販されているコンビニのおにぎりは1個110g

しかし、以下のメニューを見てわかるようにスタートが120gから480gまで5段階と、「スターバックスコーヒーのサイズかよ!」と思わずツッコミを入れてしまいそうなサイズ展開になります。

アメリカではShort(ショート)からTrenta(トレンタ)まで5段階のサイズ表になるので、いわば「日本のスタバ」と言ってよいかも知れません。

【半田屋とスタバのサイズ対応表 半田屋-スタバ】
ちょい盛り(120g)/78円 ― Short(236ml)

ミニ(180g)/89円            ― Tall(354ml)
並(220g)/110円             ― Grande(473ml)
小(320g)/128円             ― Venti(591~709ml)
中(480g)/170円             ― Trenta(917ml)
特徴その2『米のクオリティが高い』

米どころ宮城に立地するチェーン店である以上、顧客の米に対する要求水準は高い

その中で未だに歴史を積み重ねる半田屋の秘策は「国産の米を使用すること」

当初は宮城県産のササニシキのみを使用していた心意気っぷりからも米にかける情熱が窺える。

ササニシキとは…
1963年(昭和38年)に宮城県大崎市の古川農業試験場で誕生した銘柄。
コシヒカリと比較してアミロースの含有量が多い為、あっさりしており、副菜の味を引き立てやすいことから和食に向くとされる。
ハツニシキ+ササシグレ→ササニシキ
特徴その3『組み合わせは自由自在』

写真では、トレーをカウンターに沿って移動させながら総菜を取るセルフ方式

ただ、半田屋自体は2種類の方式を設けており、先述した「セルフ方式」とカウンターで注文を行う「オーダー方式」がある。

【注文・精算方式】
1.セルフ方式
 …トレーで陳列されたおかずを取り、主食や汁物のみ精算時に申し出る。
2.オーダー方式
 …カウンターで注文を行う。
特徴その4『どれも安い』

どれも驚くほどに安くて美味しいです。

しかし、1つだけ忠告があります。

それは値段と比較して安いという意味です。

決して中華料理店や和食などのお店と比べてはいけません。

【価格表】
麻婆茄子    156円

レバニラ炒め  177円
サラダ     138円
肉じゃが    161円
肉団子     138円
里芋煮     96円
茄子の味噌炒め 138円
豚キムチ炒め  161円
かぼちゃ煮   121円

 

定食記録

【2022年1月28日/合計536円】

【2022年1月28日/合計421円】

【2022年1月30日/合計601円】

【2022年11月19日】

ほうれん草のおひたし 100円
骨なしメヌケの煮つけ 193円
豚汁         160円
飯(並)        110円
高野豆腐煮      115円
合計         678円(税込732円)

最後に。

全国的にみて半田屋はまだまだ知名度が低い食堂ですが、仙台市民のみならず宮城県民のソウルフードであることは間違いないと確信しています。

ぜひ、全国の方にも仙台の名物として一度足を運んで頂ければ幸いと感じ、次回も帰省の折は食べに行こうと確信しました。

店舗数/22店舗

北海道 3店舗
新道丘珠店/北海道札幌市東区北34条東27-7-1
サッポロファクトリー前店/北海道札幌市中央区大通東5丁目4-16
西線南七条店/北海道札幌市中央区南7条西15-1-5

青森県 2店舗
青森石江店/青森県青森市石江字三好45-1
鶴田フッドリバーモール店/青森県北津軽郡鶴田町鶴田字中泉245-1

岩手県 7店舗

宮城県 7店舗

福島県 1店舗

埼玉県 1店舗

広島県 1店舗

 

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